2013/04/13

改造ミニスネアについて

こんにちわ。
カンノスケとタカトシのドラムのほうです。

またもやドラムの話題ですが。。。

今度はスネアについてです!
 今、ミニドラムセットで使ってるスネアは、バスドラムと同様にヤフオクでGETしたものを改造し、少し手を加えて自作したものです。

元々は幼児向けのマーチング用の小さいスネアドラムでした。
コレです↓


 まだ、現行で販売しているようでアマゾンから画像を拝借。
ゼンオンのバンビーナ PGシリーズというものらしくサイズ口径10インチの深さが7インチくらい。

 ミニセットに似合う小口径のスネアが欲しかったのと、胴に深さがあれば音が詰まったりしないで、それなりの音量で鳴ると期待して買ったわけです。


 外観は赤のカバリング(プラスチックの薄いシートを撒いた感じ)で、材質はアガチスの6プライでできたスネアです。どうやらアガチス材でNegi Drumがドラムを作っているらしいですが、あまりドラムでは聞き慣れない材質です。ちなみに、このマーチングスネアは胴自体の厚さ5mmくらいなので大変、薄く軽いです。ストレイナーやスナッピーやヘッド類がpearlのものでした。


 さて、こっからが改造のお話です。
今回はカバリングを剥がして、塗装して、自分好みのスネアにしてしまお〜!!と言う感じです。まずは、分解しちゃいます。外せるラグなどの金属パーツ全部取り外してと。

 そしてカバリングを剥がします。このスネアドラムのカバリングは強力な両面テープで巻き始めと巻き終わりの部分に木の胴に接着されている感じでした。いきなり無理に剥がすのではなく、ドライヤーで接着部分を熱します。熱したほうが剥がしやすいらしいので。マイナスドライバーを木の胴とカバリングの間に差し込んで木を傷つけないようにぐいぐい剥がしていきます。

 カバリングをベリベリ剥がしたら木の胴に紙ヤスリで表面を整えていきます。360番〜800番くらいでやりました。両面テープのノリみたいなのも消しゴムでゴシゴシこすって落としました。

 さて、塗装です。スネアの丸裸の木胴の木目が意外とキレイだったので、木の胴の外側に水性のステインで塗装をしました。色は渋いオレンジっぽい感じにしました。理由は特になしです!好きだから!!
 ターナーの水性のステインです。塗料を布にしみ込ませて表面に塗っていきます。
コレです↓


これはけっこう簡単に塗れました。塗るというより染み込ませる感じですかね。2〜3回塗って表面が乾いたところで最後に400番くらいのペーパーがけをします。1日以上しっかり乾燥させます。









 その後は、最後に木の胴の内側、外側にオイルで仕上げをします。ワトコオイル ナチュラルを使いました。コレです↓


これも同様に布にしみ込ませて塗っていきます。2〜3回しっかりと刷り込んでいきます。ニスと違って木に染み込ませるように塗るだけなのでほぼ失敗がなくて良いのです!
 1日乾燥させた後に400~1000番くらいの紙やすりで磨きました。








オイルで仕上がったスネアの木の胴の状態がコレです↓



















 値段の高くないドラムの木の胴の内側は木の無垢のまま無塗装でボソボソっとした処理が多いのですが、オイル仕上げをすると一気に木が硬質な感じなって、高級な雰囲気を醸し出します!とってもいい感じです!

 さて、スネアの木の胴を乾燥させている間に金属パーツ類の曇りやクスミをダイソーで売ってるゲキ落ちくんで擦って落とします↓


ピカールとかコンパウンド的な金属磨きでもいいと思いますが、ゲキ落ちくんくらいがお手軽で、自分にはちょうどいいです。


 次はシリコンシートを使ってワッシャーを作ります。
こんな感じのヤツです↓

 このスネアドラムはラグ類の金属パーツが木の胴に直接くっついていたために木の胴に傷がついてしまっていました。それを回避するために、厚さ2mm程度のシリコンのシート間に挟みました。ホームセンターでシリコンシート買ってきて、サークルカッターやハサミで形を整えながら作りました。

 そういえば、このスネアはハイハットスタンドからこのクランプを使って固定します。
コレです↓
PEARL ( パール ) / PPS37

 スネアスタンドでスネアを固定するのが一般的ですが、運搬する荷物を減らすためにこのクランプ固定にしました。

 さらに上のクランプとスネアを取り付けるためのブラケットパーツをスネアに取り付けます。
このパーツです↓

PEARL ( パール ) / OFS1JB-PL


このパーツはパールのリズムトラベラーのタムブラケットとして使われているパーツです。ロッドをがっちり挟み込む構造なのでばっちり固定できます!しかも値段が安い!形が丸くてかわいい!!

毎度のことながらパーツ類が一番揃っているサウンドハウスで購入しました。

はい!スネアに穴を開けて、シリコンのシートを間に挟み込んで取り付けました。
こんな感じです↓




























そして、パパパっと組み立てて完成です!いつも最後の説明が雑ですみません。。。
コレです↓






組み上げたときの達成感と愛着はハンパないです!
 
 打面のヘッドを、REMOのルネサンスにしているおかげかマイルドに気持ちよく鳴ってくれます。幼児向けのマーチングスネアを甘くみてました〜。。。いやはや、改造はおもしろい!

とっても、長い文章を、しかもあまりバンドと関係ない話題でしたが。。。何かの参考になれば嬉しいです。では!

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